あまいひとりごと

すきなものことだけ詰め込んで生きていきたい

silent #3❄覚え書き

毎週ボロボロ泣いてるしがないオタクの覚え書きという名の感想メモです・・・。

silent恋愛ドラマではなかった友情ドラマでもあった。

 

#3 今はもう、好きじゃない・・・今好きなのは・・・

*高校時代 紬ちゃんが想くんに恋に落ちたシーン

湊斗(あんま興味なかったけど青羽が好きって言うから見た映画。
   「人が恋におちる瞬間をはじめてみてしまった」ってなんだそれって思ってたけど
   そっかこれか。こういう感じか)

今回は湊斗くん回。モノローグからはじまります。
ハチクロの名言ですね。映画は実写のかな。2006年公開 櫻井くんの作品。
はぐちゃんと竹本くんが初めて出会うシーンで真山先輩が呟いたセリフです。

 

少し離れてても紬ちゃんをよく見てる湊斗くんは、紬ちゃんのことがすごく好きなんだな。
恋におちたのがわかっちゃったときの切ないようなさみしいようなお顔。

 

セミの鳴き声

帰り道、見慣れた背中。嬉しそうに走って追いかける湊斗くん。
同じタイミングで駆け出す想くん。橋で待ち合わせしてた紬ちゃんと想くん。

 

湊斗(すごく仲の良い友達と、すごく好きな人だから嬉しかった。
   すごく切なくて、ちょっとだけ嬉しかった)
ここの表情がたまらない。

湊斗くんは好きな人の幸せが自分の幸せって言えちゃう人だろうから
こうやってちょっと唇噛んで我慢してたこともいっぱいあったのかな。

 

*湊斗くんの部屋
4/24 21:18 紬「ふられた!」のLINE

湊斗(ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ嬉しかった。
   そんな自分の事も、この時の想の事も許せなかった。)
友情も、恋心もとっても大事にしてる子。

湊斗「想、紬いらないって。『俺もう青羽いらないから、やるよ』って。『あげる』って」

1話の台詞。これはいつ聞いたのだろう?

 

*同窓会
湊斗(なんとなく連絡を取るのも気が引けて、その後会ったのは大学を出てから。

   高校の同窓会だった)

湊斗くん、何で分かれたのとか聞かなかったんだ。

傷口えぐるようなことしないのね。
それだけ紬ちゃんが想くんのこと凄く好きなの分かってたからだなぁ。

スマホを見てる紬ちゃん。
紬「ごめん私帰る。みんなごめんねまたね」

 

*ファミレス
パソコンと資料を広げてる紬ちゃん。うわぁブラックなところに務めてる・・・!

紬「おかしくなってからじゃ遅いからねぇ」

1話でCDショップで新君の役としてた会話の伏線回収。

窓をノックする湊斗くん。気付く紬ちゃん。でも話してる内容はわかんない。
紬「戸川くん二次会行かないの?」
湊斗「青葉は二次会行かないの?」
紬「ちょっと仕事が」

湊斗「仕事楽しい?」
紬「楽しくないよ。仕事だもん。お金もらってるんだもん。楽しくなくていいんだよ」

湊斗「今すぐやんないとなの?」
紬「来週までって言われてたんだけど、さっきメール来て明日までって」
紬ちゃんそんなとこ辞めましょう。ダメです。

心配そうに見つめる湊斗くん。
紬「大丈夫だよ」笑ってごまかす
湊斗「なんも聞いてないよ」
紬「私、やればできる子って言われてるの。上司にも割とこう好かれてて、うまくやってんの。
  同期にも頼られててさ、これもホントは同期の女の子がやるはずだったんだけど、
  『青羽さんなら任せられる』ってなって。

  まぁ、明日までなら、無理すれば無理じゃない内容かなって。
  私も判断して、引き受けた」
紬ちゃん責任感強いし、お姉ちゃん気質だろうな。
最初の返答だったら、紬ちゃんが最初から任せられてたお仕事だったのかなって思ったけど、
元から他の人のお仕事だったし・・・頼られたら断れないタイプなのかも。
でも、湊斗くんだからこぼれる。

 

紬「ありがたいよね。期待されてるってさ。ちゃんと期待に応えなきゃって思う。
  社会人って凄いよね。週5で会社行ってさ、家帰って仕事して、土日も働いてるんだもん。
  偉いよね」
1話の青春が詰め込まれてた言葉が、社会人になると黒く荒んでしまった。

紬(今思うと学校というのはすごい場所だった。嫌でも週5で行く場所で、
  いやでも週5で好きな人に会える場所だった)
人一倍頑張り屋さんな青羽ちゃんは褒められたかったのかもしれない。「えらいよ」

 

プリントで顔を隠す紬ちゃん
紬「会社の女の人にあいさつで体触ることある?ないよね。

  する人もいるらしくてさ。いてさ。
  挨拶なんだって。文化の違いかな」
顔は隠しても、窓に映った顔は見えてしまう。明るく気丈に話してるけど、辛い表情なの。

湊斗「ご飯ちゃんと食べてる?」
ここでこう聞くの本当に優しい。セクハラされてるって話をしないの。

 

湊斗「ねぇ、ほんと大丈夫?」
紬「大丈夫だよ」
しんどそうなお顔見てパソコン取り上げる湊斗くん。

湊斗「つかまえた。Wi-Fi。動画、検索して?『犬と猫 スペース 仲良し』って。

  かわいいの出てくるからそれ見てて」
この時からしんどいときはこれしてあげてたのかな。

2話で出てきたキーワードは

『パンダ スペース 落ちる』

 

動画見て笑ってる紬ちゃん見て、安心したような笑みを浮かべる湊斗くん。

湊斗「メロンソーダとオレンジどっちがいい?」
紬「コンポタ」
湊斗「コンポタはドリンクバーにはありません」

このやりとりがあったから、この前、コンポタも買ってきてくれてたんだね。

ちゃんと紬ちゃんとのこと覚えてくれてる。

 

湊斗「無理な事ってあるんだよ。無理してやった事って無理な事なんだよ。
   無理するとホントに全部無理になっちゃうんだよ。
   やればできるってやらせるための呪文だよ。期待と圧力は違うよ?」
いつもの紬ちゃんに戻ってきたから届く、あったかい湊斗くんの言葉。
これは働く人(仕事も育児も家事も)全員に刺さる言葉じゃない?

優しいあったかい。みんなの精神安定剤

 

湊斗「俺ね、人殴ったことないし、殴りたいと思ったこともないのね。
   でも青羽の職場にいる青羽に挨拶するやつは、会ったら多分殴っちゃうと思う」
青羽ちゃんのことこんなに大事に思ってくれてるの言葉で伝えてくれてる。

紬「そっか。会わせないようにしないとね」
湊斗「青羽も、もうそいつに会ってほしくない」

 

湊斗(結局紬は食べきれなくて、残りは俺が食べた。

   次の日、『退職願出したよ』って電話をくれた。)
電話です。連絡は。

 

*おうちデート:映画
湊斗(それから何度か言えを行き来するようになって、そういう感じになった)
・・・付き合おうって言ったの?言ってないの??大人だから言ってないの???

 

紬「おかなすいたあ・・・」湊斗「食べていいよ」
紬「ねむい・・・」湊斗「寝るか食べるかどっちかにしな」
めちゃめちゃかわいいこのやりとり~!

 

湊斗(よく寝て、よく食べるようになった)ここの声すごく嬉しそう

 

*デート:ファミレス
ハンバーグのジューって焼ける音
湊斗(時給や賄いだけでバイトを選んでいたので、

  紬は何が好き?何に関わる仕事がしたい?って聞いたら)

紬「音楽」
一瞬咀嚼が止まって、すぐ笑う湊斗くん

 

湊斗(誰かを思い出したみたいな顔で言って、

   その2週間後に今のバイト先で働き始めた)

 

タワレコ
バイトの様子を見に来た湊斗くん。スピッツの陳列を発見。
湊斗(その誰かが店に来たらどうしよう。そんな事ばかり考えていた。
   来るわけ無いのに。その頃にはもう、その誰かは、想は・・・)

 

*2話のラストシーンに繋がります

見つけた後ろ姿。先に湊斗くんに気付いたのは想くん。
話してる時、想くんが見つめてるのは紬ちゃんだぁ。

目が合って、立ち去る想くん。走って追いかける湊斗くん。
湊斗「想、想、想!!」
呼びかけても振り返ってくれない友達。
湊斗くんは、想くんの耳が聞こえないこと受け入れられてないね。

珍しく、声を荒げる湊斗くん。

折りてくる遮断器。あっち側とそっち側で線が引かれたような。

 

*奈々さん
想くん見つけたら意気揚々とリュックのチャック開けっ放しにしてる・・・
奈々さん、想くん好きですね??かまってちゃんだ。かわいい。
ドーンってびっくりさせる奈々さん。
チャックしめてくれる想くん。

奈々「デートは?」想「デートじゃないよ」
これで私的には確定です。奈々さんが片思いしてるなこれ。
想くんは友達って思ってるのかはちょっとわかんないけど。とりあえず恋人ではなさそう。
会うって話してたんだね。

 

*紬ちゃんの家
紬「お腹減らないなぁ」で異変を察知する光くんかわいい。
あとどんだけ食べるの好きなの紬ちゃん。

 

紬「湊斗、イライラしてる。」
光「あの湊斗くん?湊斗の喜怒哀楽に"怒"ってあるんだ」
紬「うん。今の湊斗"怒"なの」
ここの表現、ドレミのドにも聞こえてかわいかった

 

光「湊斗くん的には、俺に何もいう事ないんかぁいって思うんじゃない」
ちょっと考えてるな紬ちゃん。

 

*想くんと奈々さんランチ
想くんに電話をかける湊斗くん。
ここでまさかの行動。切なすぎる・・・そうだよね。嘘であってと思うよね。

 

奈々「いやがらせだ。性格悪過ぎ。ブロックしなよ」
奈々さん健聴者のことあんまりよく思ってないのかも。当たりが強い。

 

奈々「イヤホンの子、手話できるの?」想「少し」
奈々「なんで?」想「手話教室通ってるんだって」 
これなにかのフラグですね。私は奈々さんと春尾先生がなにかあると思ってるけど

 

料理が届いて、フォークがない。さっと言いに行ってくれるところ想くん優しい。
そういうとこも奈々さん好きなのかな。お顔がかわいい。

奈々「今でも家族の前でしか声出さないの?」小さく頷く想くん。
新事実。想くん。家族の前では声出します。

 

*手話教室
紬「習ったことはちゃんと発表できたんですけど」
会話。ではなかったからの発表

 

春尾先生、就活の為のボランティア活動として手話を学んだ。
これはこれできっかけでも仕事にしてるんだからすごいのになぁ。
ここで奈々さんとなんかあったかな。

 

春尾先生「ろう者の8割ぐらいがろう者同士と結婚するんです。
     ろう者同士の方が幸せってことですかね」
恋して傷ついちゃったのかな。先生。

 

*湊斗くんに会いに来た光くん
お姉ちゃん思いの良い子だ~
光「湊斗くんド?」湊斗「ドってなにが?」
光「代わりとか思ってない?好きな人いなくなったからいる人好きになったんじゃない。
  絶対ない。俺わかるからホント!俺のへその緒、姉ちゃんが切ってるから。
  だからそういうのわかるから」
お姉ちゃんが言えてないこと、ちゃんと伝えてあげてるお姉ちゃん思いで湊斗くん思い。
優しい人しか出てこんこのドラマ!!!!

 

*想くんの実家 母と妹
母「ノック聞こえなかった?」完全に想くんのことトラウマになってるお母さん

 

母「交通費」萌「どこまでの?」
母「お兄ちゃんの」萌「心配なら自分で行けばいいのに」
母「お母さんが行くと嫌がるから」
萌「お兄ちゃんお母さんが嫌なんじゃないよ、
  お母さんが自分の心配してることが嫌なの」

萌「お兄ちゃん、最近紬ちゃんと会ってるらしいよ。
  なんか手話勉強してくれてるんだって。なんていうんだっけそう言うの、けなげ?
  ありがたいんだけどさぁ、なんかちょっとイラッとするよね。
  気分いいのかな。今まで何があったかも知らないで、久しぶりに再会して、
  あなたのために一生懸命手話覚えます~って、
  自分はその間、湊斗とへらへらのんきに生きて来た」
ここで最初、けなげって言ってくれて良かった。けど、偽善のような拒否感は感じた。
徐々に聞こえなくなっていく想くんはまだ劇中では明らかになっていないので、
ちょっとまた闇がありそうで辛いです。

こちらの妹ちゃんも兄の気持ちを理解してくれてる。

 

萌「お兄ちゃんの心配ばっかり」これも本音。


*雨の日の夜
タワレコの看板見つめる想くん。
ゴミ出しに出てきた紬ちゃん。見つけて近寄って傘差し出してくれる想くん。
肩紐ずれてるのちょっと笑ってから直してくれる。そういうとこも好きなんだろうな想くん。

想「似合うね」かわいい~そういってくれるとこもいい~

 

想「仕事終わるの待ってていい?」
想「待ってるね」って顔覗き込むように首動かすのがたまらない。
・・・でもなんで話そうって思ったんだろ。

もう会うのは良くないって思ったのかな。また消えようとしてないかな。

 

*カフェで待ち合わせる紬想
窓をノックする紬ちゃん。でも気付いてくれない。
視界に入る位置で大きく手を振って、やっと気づいてもらえる。
でも手話でガラス越しに会話はできる。ファミレスの時の紬湊斗との対比。苦しい。

 

紬「どこか行く?」想「雨大丈夫?おいでよ」

紬「なんか話あるの?」
想「湊斗大丈夫だった?」
紬「大丈夫大丈夫。久しぶりに会ってびっくりしてただけ」
想「付き合ってるんだよね?」
紬「3年くらいかな」
想「怒ってたでしょ?」

怒ってたの手話が伝わらなくて、頭で角のポーズしてたのかわいい


紬「本当に気にしなくて大丈夫だよ。佐倉くんに会うこと湊斗に話してたし」
想「湊斗に悪いから、もう二人で会うのはやめよ」「良くないと思う」
想くん的には、湊斗くんといたほうが、紬ちゃんも幸せって思ってるんだよね。
あと多分、湊斗くんも紬ちゃんのこと高校時代から好きだったの分かってるのかも。
・・・自分は紬ちゃんに気持ちがあるから、付き合ってるのにそれは申し訳ないっていう身の引き方。


ここから音声アプリなので、想くん、画面を見ちゃうんですよね。紬ちゃんの表情は見てない。
紬「私、湊斗のこと大好きなんだよね。2人で会うの湊斗に悪いって思うのは分かるけど、
  でも、私たち別にそんなことで喧嘩になったりしない。別れたりしない。
  それより湊斗ともまた仲良くしてくれたらいいなーって思ってた。
  私が言うことじゃないから無理に合わせようとしなかっただけで、
  佐倉くんとは、ときどきご飯とかいって」
ここ。"佐倉くん"ってでた時に、顔を見るの。泣きそうな顔で。
 
紬「ときどきご飯とかいって手話で話せれたらいいなと思ってたの。
  なんかもっとどうでもいい、何でもない話したかっただけだよ」

紬「いまはもう、佐倉くんのこと高校の同級生としか思ってない。」唇を噛む想くん

紬「今好きなのは湊斗。佐倉くんは違う。好きじゃない。」
これ、想くん紬ちゃんの顔見てなくて、ずっと文字見つめてるの。
声が聞こえないから、声色なんかわからないし、表情も見てない。
ただ文字だけのやり取りって温度が何も感じれないから、

想くんにとってはナイフのように感じてるかも。

辛すぎるでしょ、好きな人の口から出た温度の感じない"好きじゃない"。言葉は時に残酷。
だって、想くん。まだ好きだもん。紬ちゃんの事。どう考えたって。

 

想「湊斗って呼んでるんだね」
苦しすぎる。表情がもう。
自分は、聞こえなくなる耳で、お願いしてやっと下の名前を呼んでもらったから。
もう今の想くんの耳では、名前で呼んでもらえても聞こえないから。

 

傷つけちゃったって思ったのか、すぐに笑って
想「気にしすぎだった。また連絡するね」

って苦しそうに笑ってお会計しに行っちゃう想くん。

 

*居酒屋で再会する湊斗くんと春尾先生
湊斗「お世話になってます。手話の青羽って」
春尾先生「あー青羽さんの、弟さんですか?」ここでちょっと背筋ピーンってしてる湊斗くんかわいい
湊斗「弟・・・」
春尾先生「あっ、彼氏。彼氏だ。だと思いました・・・
     青羽さんすっごい頑張ってますね。なんでも友達と手話で話したいとか。
     前言ってた昔の友達・・・」
湊斗「です。紬が手話で話した人」
春尾先生「で、青羽さんの彼氏が」
湊斗「俺です。"今は"」
何かを察した先生。

 

湊斗「背中に名前呼んだんです。振り返ってくれなくて。

   聞こえないから当たり前なんですけど
   もしかしたらってなんかの間違いとかって」
春尾先生「聞こえないなら振り返らないですよ。当たり前じゃないですか」
冷たく突き放す先生。他人だから話せたんだろうな。

 

*想くんの家
妹ちゃん訪問。流しに行った妹ちゃんに声かけようと思って、先に一回咳払いしてる。

想「萌。何しに来たの」小さく声出してる。ボリュームが分からないからかな。
萌「別にー元気かなって様子見に来ただけ。なんかお母さんがさ・・・
  (ペットボトル置いて)様子見に来た。元気?」優しい顔で頷く想くん。


萌「声で話しかけられるとさ、聞こえてる気がしちゃうんだよね。

  手話するの忘れちゃう」
・・・想くんが外で声出さないのこの理由もありそうかも

 

萌「みなとくん大丈夫?」
想「大丈夫」
萌「また仲良しなれた?戻れた?」
想「戻れないよ」
萌「紬ちゃんと付き合ってるから?
想「何で知ってるの」
萌「昔の事じゃん。普通にどっちとも仲良く友達に戻ればいいじゃん」
想「戻れないよ」
萌「心配させたんだから。病気隠してた事、謝ったら?」

 

*紬ちゃん家
電球変えてくれた湊斗くん

買い物に出かける紬ちゃん。帰り道に会う光くん。
想「アパートの近くいるんだけど会える?」LINE

 

おうちでテントウムシを見つけて外に逃がしてあげる湊斗くん。
きっと紬ちゃんに写真送ろうと思って撮ろうとした瞬間に飛び立つ。
テントウムシって幸運の象徴だから、なんかやだ~・・・

そしたら紬ちゃんを訪ねに来た想くんが。


走って来る湊斗くん。紬ちゃんから電話。
会話してる内容はわからないから目を逸らす想くん。
湊斗「待ってろだって中で。行くよ。いいから(腕をひっぱる)」

 

おうちで2人きりの想湊斗。目があったり逸らしたり、きまずい・・・
湊斗「想、ビール飲む?俺のじゃないけど。想!」
振り向かない想くん。ビールを手渡す。
離れたキッチンでひとり飲む湊斗くん。

湊斗「想の方が誕生日早いから、俺の20歳の誕生日に一緒に飲みに行こうって
   それまでお酒飲まないでいるからって言ってたくせに。もう26なんだけど」
めちゃくちゃエモいエピソード急に出てきて涙腺崩壊。

高校時代の約束そんなに大事に覚えてる湊斗くん。

ほら、こんな約束するくらい仲良しなの。友達って言うより親友でしょこれ。

 

湊斗「想、想、無視すんなよ。想。」

振り向いて、湊斗くんが泣いてる事に気付いて、立ち上がる想くん。そばに寄る湊斗くん。

 

湊斗「それせいで別れたの?それ隠したくて心配かけたくなくて消えたの?
   想らしいよね。隠すとか別れるとか決めちゃう感じ。
   紬に迷惑かけたくないとかわかるけど、わかるけどさ、なんで俺に言ってくれなかったの?
   なんか力に、なれないけど、なれないのわかってるけど、でも、言ってくれないからさ、」
湊斗くんが話せた本音。想くん聞こえないけど、思いを感じようとじっと切なそうに顔見てて苦しい。

 

紬ちゃんたちが帰ってくる。
紬「どうしたの?」
なにも教えてくれない想くん。

泣きながら家を飛び出す湊斗くん。

 

*高校時代
湊斗「想!」後ろ姿に声をかける冬服の湊斗くん
無視して橋を渡る想くん。
湊斗「想!」いたずらに笑う想くん。走って追いかける湊斗くん。
湊斗「ちょっと!無視すんなよ!想!!」
振り向いて笑う想くんの笑顔と笑って駆け寄る湊斗くんにまた号泣。
このたわいもないやりとりが楽しかったんだろうな。

今回のオープニングとの対比もだし、紬ちゃんと想くんが告白して付き合ったのもこの橋だし、

高校時代の彼らの思い出の場所だね。
そうだ、紬ちゃんも1話で「名前を呼びたくなる背中」って言ってたね。

紬(名前を呼びたくなる後ろ姿だった。卒業まであと何回名前を呼べるだろう。
  このまま友達のままだったら、あと何回だろう)

 

*出てった湊斗を追いかける紬ちゃん
紬「なんか話したの?」
湊斗「話してない。聞こえないし、話せないし」
紬「ごめん、佐倉くんに会ってたの」
湊斗「そんなこと怒ってない。そんなの別に全然気にしてない。
   気にしてるけど、すごい気にしてるけど、でも大したことない。気にしてるって程じゃない」
紬「なんかあったの?」
湊斗「なんかあるよ!?いろいろある。簡単に受け入れられないこと、いっぱい。
   すんなり受け入れて手話まで覚えて、普通に顔見て話して・・・すごいよね。すごいよ。
   紬、想の方がいいんじゃないかって、取られるんじゃないかって」
紬「ないよ。大丈夫」
湊斗「そう思って、そういうこと気にして、イライラしてる方が楽だったから。
   想のこと悪く思えば楽だったから。友達の病気受け入れるよりずっと楽だったから。
   名前呼んで、振り返ってほしかっただけなのに」
湊斗くんの本音。愛情もだけど、友情も大切に描かれてる作品。
ほんとうに誰も悪くなくて、みんながみんなを大切に思ってて苦しい。

 

ところでお家に弟くんと2人きりの想くんはなにをしているでしょうか。。。


次回予告のフットサルしてる想くんの笑顔が良かった。
湊斗くんが身を引かないか不安だー・・・
   
今から思うと冒頭のモノローグはどの時間軸のモノローグなんだろ?
現代なのはわかってるけど、どこだろ??